ご挨拶

日本心臓血管放射線研究会代表幹事 望月 輝一photo

研究会の代表幹事を務めております愛媛大学医学部放射線科 望月です。本研究会は1974年に「心臓放射線研究会」として発足してから40年の歴史を有する伝統のある研究会です。本研究会の代表幹事は小塚隆弘先生、高宮誠先生、林邦昭先生、栗林幸夫先生と引き継がれ、非常にレベルの高い研究会になっています。私が初めて本研究会に参加したのは1990年頃だったと思います。症例報告や症例検討会では、各症例に対して白熱した議論が繰り広げられており、症例を通じて深く勉強していく姿勢を感じました。そのため時間が大幅にオーバーしてしまうこともしばでした。当時代表幹事をされていた高宮先生が「この会はしっかり議論するのが良いところで、時間が押してもかまわないのです。」と言われたのを覚えています。1994年からは「心臓血管放射線研究会」と名称を変更し、広く心臓・冠動脈、大血管、末梢血管心血管放射線の診断を含む心血管疾患の放射線診療に関する研究発表と知識の交流を行っており、近年では200名を越える参加者を得ています。研究会は年に2回開催され、一般演題(研究・症例発表)、外部講師による特別講演、内部講師による教育講演、症例検討会と魅力あるプログラムで構成され、活発な議論が展開されています。2003年からは年2回の研究会のうち1回(1月)を日本心血管画像動態学会と並行開催し、循環器科の先生と知識の交流をしています。また、2011年からは名称に「日本」を冠し「日本心臓血管放射線研究会」として、ASCI(Asian Society of Cardiovascular Imaging)等との国際交流にも力を入れています。

 近年のCTやMRなどの機器の進歩に伴って、それらの心臓・血管領域への画像診断が急速に発展し、広く臨床応用されています。これらを臨床応用する上で画質の向上、精度の検証、新たな利用方法、CTでは被曝低減、使用者(医師・技師)の教育や知識のレベルアップなど様々な課題が山積されています。

 本研究会は更なる発展を期して、研究会内に(1)学術・教育委員会、(2)国際委員会、(3)将来構想委員会の3小委員会を設けて活動しています。学術・教育委員会はガイドラインの作成や、研究会主導の教育セミナー企画、ティーチングファイル作成などを担当し、国際委員会は海外における関連学会・研究会の情報収集を行い、将来の協力関係の構築を目指すものです。将来構想委員会は、研究会の近未来を見つめて研究会の進むべき方向を議論して頂くものです。このホームページは、将来構想委員会の活動の一環として作成されました。これからもコンテンツを充実し、このホームページを介して本研究会からの様々な情報発信を行って参ります。

 みなさまと共に心血管放射線領域の発展に努めてゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


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